未分類

抗う方法は1つじゃない

守りたいものなんて 人それぞれだから 私が守りたいものは、あなたと違うから。 暗闇の中も波の中も騒がしいから 力のすべてを出し切って 抗ったって逆らったって飲み込まれるから いっそ飲み込まれてしまったほうがラクかもしれないって 頭によぎる毎...
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空色キャンバス

踊るようなリズムが 跳ねて飛んで止まらない 雲から抜け出すロケットのように 青空まで飛んでってステップを踏もう 悲しい日々も いらないって 涙なんて いらないって 笑って歌って踊ろうよ 空に描いた円盤に 色鮮やかに いろんな図形を書いちゃっ...
物語

物語の集まる場所で。

町の外れに、誰も知らない図書館があった。 灯りはほとんどなく、木の扉も古びていて、看板にはただ「夜の図書館」と書かれていた。 昼間は閉まっているが、夜になると、窓から淡い光が漏れていた。 ある晩、少女の リナ は、星を追いかけるようにその場...
物語

最後の一雫がおちるとき。

町のはずれに、小さな喫茶店があった。 店の名前は「雨宿り」。 古い木の扉、すりガラス、ほんのりと灯るオレンジ色の照明。 そして、深いコーヒーの香りがいつも漂っていた。 店主は、白い髭をたくわえた老人だった。 名前は 浅海(あさみ)。 物静か...
物語

心で奏でるものは。【ミルクの冒険】

ある朝、町に「空色のトランペット」が落ちてきた。拾ったのは、のんびり屋の猫・ミルク。 ミルクが試しに「ぷぅ」と吹くと、なんと空からキャンディが降ってきた。町中の子どもたちは大喜び。「もう一回!」とせがまれて、ミルクは得意げに胸を張る。 しか...
物語

大切なものほど、見えなくて。

小さな灯りを胸にしまって歩いた。 雨が続く季節、心は少し曇っていたけれど、その灯りは消えずに寄り添ってくれた。 だから今日も前へ進む。ゆっくりでいい。息を整えながら、一歩だけ。それで十分だよ。ゆっくりね。 歩く先で、小さな花が揺れていた。誰...
エッセイ

【フリーエッセイ】早朝のパンの香り

風の香り 風は運ぶ パンの香り 風は運ぶ鳥の声 午前4時に目が覚めて、私はふと外を見る 窓から見える世界はオレンジ色と青色が交じり合って 夢の国に見えました。 目覚めたばかりで夢と現実の区別がつかないのだけれど 外に出て、遭いに行く 風が運...
エッセイ

【フリーエッセイ】足掻きすずめ

バカにしないで 小さくても 飛び続けるのは大変なんだ 風が吹いても嫌な奴が前から来ても 僕は家に帰らなきゃいけない 雨が痛くて 雪に凍えて 家族の顔だけ頭に浮かべて 怖い所も 嫌いな虫も やり遂げるんだ 待ってて みんな 負けるな 逃げるな...
物語

【フリー台本】風のコントラスト ~窓辺の君の、キャッチライト~

登場人物 ①上町 栄斗(うえまち えいと) 主人公。舞台である由比風高校に通う男子高校生。 ②井上 有希(いのうえ ゆき) 由比風高校に通う女子高校生。写真サークル部長で、上町の先輩。 ファインダーを覗いて見える世界に君だけは 僕は今日も、...
物語

【フリー物語】コーヒー豆と謎を煎れて

簡単なシナリオ オフィス街の細い路地にひっそりと佇む一軒の喫茶店。 そこは一風変わった探偵がコーヒーを淹れる探偵事務所である。 だれでも気軽に入れる喫茶店には、だれも足を踏み入れてはいけない謎も容易に踏み入ってしまうようだ。 そんな探偵喫茶...