こんばんは。
今日も一日、お疲れさまでした。
この時間、どこで聴いてくれているんでしょうか。
仕事を終えて家に帰ってきた人。
ベッドの中でスマホを見ながら聴いている人。
まだ何か作業をしながら、なんとなく耳を傾けてくれている人。
いろんな人がいると思います。
そんな今日のテーマは、
「夏の終わりに、なぜか思い出すこと」
です。
まだまだ暑い日は続いているんですけど、
夜になると、ふと「あれ?」って思う瞬間がありませんか?
少し前まで、夜になってもずっと暑かったのに、
ある日突然、窓から入ってくる風がちょっとだけ涼しく感じたり。
外を歩いていると、
虫の声がいつの間にか変わっていたり。
スーパーに行ったら、
夏の商品が少しずつ端の方へ移動して、
秋っぽいものが並び始めていたり。
夏って、不思議ですよね。
始まるときは、
「今年も暑いなあ」なんて思うのに、
終わりが近づいてくると、
なぜか少し寂しくなる。
別に、毎日海に行っていたわけでもないし、
毎週花火を見ていたわけでもない。
特別な夏を過ごしたわけじゃなくても、
「もう夏、終わるんだな」
と思った瞬間、
ちょっとだけ胸の奥が静かになるんですよね。
僕は昔から、
夏の終わりの夕方がけっこう好きなんです。
まだ空は明るいんだけど、
昼間とは少し色が違っていて。
青い空の中に、
少しだけオレンジ色が混ざっている。
遠くから車の音が聞こえて、
どこかの家から夕飯の匂いがしてきて。
それだけなのに、
なぜか昔のことを思い出したりします。
子どもの頃の夏休み。
あの頃は、
夏休みって永遠に続くような気がしていました。
朝起きて、
「今日は何しようかな」
って考えるところから一日が始まる。
友達と遊んだり、
ゲームをしたり、
自転車で意味もなく遠くまで行ってみたり。
今考えたら、
本当に何でもない一日なんですよね。
でも不思議なことに、
大人になってから思い出すのって、
そういう何でもない日の方だったりします。
すごく豪華な旅行とか、
特別なイベントじゃなくて。
夕方まで遊んで、
家に帰ったらテレビがついていて、
冷たい飲み物を飲みながら、
「あー今日も終わったな」
って思っていた時間。
当時は、
そんな時間が大切だなんて全然思っていませんでした。
明日も同じような一日が来ると思っていたから。
でも大人になると、
「あの時間って、もう戻ってこないんだな」
って分かる。
だからでしょうか。
夏の終わりって、
昔の記憶を連れてくるような気がします。
皆さんにもありませんか?
夏になると急に思い出す人。
昔、一緒に遊んだ友達。
学生時代に好きだった人。
もう会わなくなった人。
あるいは、
今では名前さえ思い出せないのに、
なぜかその人と過ごした景色だけは、
はっきり覚えていたり。
人間の記憶って面白いですよね。
大事なことほど忘れるのに、
どうでもよさそうなことが、
ずっと残っていたりする。
昔住んでいた町の匂いとか。
学校から帰る道とか。
夕方の空の色とか。
誰かが笑っていた声とか。
記憶って、
写真みたいに残っているわけじゃなくて、
音とか匂いとか空気とか、
そういうものと一緒に
心の奥にしまわれているのかもしれません。
だから何年経っても、
似たような風が吹いた瞬間、
突然、
昔の記憶が戻ってくる。
「あ、この感じ知ってる」
って。
僕もたまにあります。
昔よく聴いていた曲を、
偶然どこかで耳にしたとき。
その曲を聴いていた頃の自分を、
一瞬で思い出すんです。
何に悩んでいたのか。
何を楽しみにしていたのか。
誰と話していたのか。
その頃の自分って、
今の自分とは全然違うんですけど、
確かに同じ自分なんですよね。
そう考えると、
ちょっと不思議です。
僕たちは毎日少しずつ変わっていて、
昨日の自分と今日の自分だって、
本当はまったく同じじゃない。
出会う人が変わって、
好きなものが変わって、
考え方も変わって。
気づかないうちに、
少しずつ違う人間になっていく。
それでも、
昔好きだった景色を見たとき、
昔好きだった曲を聴いたとき、
心のどこかに、
昔の自分がまだ残っていることに気づく。
僕は、それって結構いいことだと思うんです。
大人になると、
「前に進まなきゃ」
とか、
「成長しなきゃ」
って考えることが増えるじゃないですか。
もちろん、
前に進むことも大切です。
でも、
たまには昔を振り返ってもいいと思うんです。
「あの頃楽しかったな」
でもいいし、
「あの頃は大変だったな」
でもいい。
昔の自分を思い出して、
「よく頑張ってたな」
って思うのもいい。
過去に戻ることはできないけれど、
昔の自分がいたから、
今ここにいる自分がいる。
そう考えると、
ちょっとだけ自分に優しくなれる気がします。
そして、
もう一つ思うことがあります。
今この瞬間も、
いつか僕たちが
懐かしく思い出す日になるのかもしれない。
今日という一日も。
今使っているスマホも。
いつも歩いている道も。
何気なく話している人も。
今は当たり前すぎて
何とも思わないことが、
何年か後には、
「あの頃、楽しかったな」
って思うものになるかもしれません。
そう考えると、
何でもない一日って、
意外と悪くないですよね。
何か特別なことがなくてもいい。
大成功した日じゃなくてもいい。
ただ無事に一日が終わって、
ご飯を食べて、
好きな動画を見たり、
ゲームをしたり、
音楽を聴いたりして。
そして、
「今日も終わったな」
って思う。
そんな一日も、
未来の自分から見たら、
きっと大切な一日なのかもしれません。
夏も同じです。
今年の夏、
「何もできなかったな」
と思っている人もいるかもしれません。
旅行に行かなかった。
海にも行かなかった。
花火も見なかった。
でも、
それでいいんじゃないでしょうか。
コンビニまで歩いた夜とか。
暑すぎて家から出なかった休日とか。
冷たい飲み物がおいしかった瞬間とか。
そういう小さな出来事の方が、
何年か後、
突然思い出したりするものです。
夏が終わっても、
夏の記憶までは消えません。
だから、
残りの夏も、
何か特別なことをしなきゃと焦らず、
ただその日の空とか、
風とか、
誰かとの会話とか、
そういうものを少しだけ
覚えておいてもいいのかなと思います。
もしかしたら何年後か、
今日と同じような風が吹いたとき、
ふと思い出すかもしれません。
「あの夏、
夜にラジオを聴いてたな」
って。
その記憶の片隅に、
今日のこの時間が残ってくれたら、
僕はちょっと嬉しいです。
さて、
あなたは今年の夏、
どんなことが心に残っていますか?
大きな出来事じゃなくて大丈夫です。
おいしかったもの。
笑ったこと。
少し悲しかったこと。
誰かと交わした何でもない会話。
きっと、
そういうものがいつか、
あなたにとっての
「懐かしい夏」になるんだと思います。
今日という日も、
いつか思い出になる。
だったら、
完璧な一日じゃなくてもいいから、
今この瞬間を、
少しだけ大事にしてみてもいいのかもしれません。
それでは、
今日も最後まで聴いてくれてありがとうございました。
明日が皆さんにとって、
少しでもいい一日になりますように。
それではまた。
おやすみなさい。


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